2018年12月

こんにちは。

株式会社本間鍼灸研究所の加藤です。

あっという間に１２月。今年も残すところ僅かとなりましたが、皆さんはこの時期どうお過ごしでしょうか？

当院では通常の業務に加えて、年末に向けて年賀状の作業やお歳暮の準備などで相変わらず慌ただしい日々を送っています。

さて、本日のブログは院長先生が１１月に受講した講習会についてお送り致します。

去る１１月３日（土）から４日（日）にかけて新横浜にあります呉竹鍼灸柔整専門学校で行われた平成３０年度第４回あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者講習会を当院の本間拓郎院長が受講し、無事修了証書をいただきました。

【あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師臨床実習指導者講習会】とずいぶん長い名称ですが、皆さんはこれがどういったものかご存じでしょうか？

この講習会は養成施設認定規則の改正に伴い、今年度から学校外の施術所等での臨床実習が認められたことを受け、学校外の施術所における臨床実習の指導者を養成するための講習会です。

受講要件は、あん摩マッサージ指圧師はり師きゅう師免許取得後、5年以上の実務経験を有する者であること、施設要件として施術所が開設から５年以上経過していること、過去一年間の施術日における１日あたりの平均受療者数が5名以上であること、所属する施術所および申請者が過去も含め療養費申請資格停止等の行政処分を受けていないことが必要となります。

この条件をクリアし、講習会を受講したわけですが、内容はとても濃い内容だったそうです。

ワークショップ形式で進められたセミナーでは２日かけて

①あん摩マッサージ指圧師はり師きゅう師養成施設における臨床実習制度の理念と概要

②臨床実習の到達目標と修了基準

③施術所における臨床実習プログラムの立案

④臨床実習指導者の在り方

⑤臨床実習指導者およびプログラムの評価

の以上５つのテーマについてまずは小グループで話し合い、全体で発表することの繰り返しで、１日目は朝９時から途中１０分休憩や昼食の時間を挟みつつ夜８時まで、２日目は朝９時から夜６時半までみっちり話し合いが行われたそうで、頭の回転が速く、人前で話し慣れている院長先生が翌日グッタリするほどの心労だったそうです。

後日、私もスケジュールを見せていただきましたが、目まぐるしい講習会スケジュールに目が点になってしまいました。

ただ院長先生曰く、『本当に大変だったけれどもいろんなことを考えさせられたし、すごく勉強になった。是非副院長の相馬先生や加藤先生には機会を作って受講してもらいたいと思うよ』とおっしゃってくださいました。

まずは院長先生が正式に臨床実習指導者になったということでこれから鍼灸学校の授業の一環として鍼灸学校の学生さんをお預かりすることも増えてくると思います。

無事、学生の皆さんのプラスになるお手伝いが出来、臨床実習を終えていただけるよう、私達スタッフ一同も頑張っていきたいと思います。

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